- 金属は電波を反射、遮蔽しやすい特徴があります。
- 金糸、銀糸など金属を織り込んだ素材(和装やストール)
- 金属塗料(メタリック加工など)を塗布した素材
- 金属製のラメ入り衣類(プラスチック、樹脂製のラメもあります)
- アルミなどを使用して断熱効果を狙った素材(ダウンジャケット、コートなど)
- メタルパーツ(バックル、リベット、ボタン、ファスナーなど)を使用した製品
- ピアス、イヤリング、時計、ベルト、ネックレス、指輪などのアクセサリ類
- ベルト、指輪など、ループ形状のものは電波を減衰させやすい特徴があります。
- 水分は電波を吸収、減衰させやすい特徴があります。
- シャンプー、リンス、飲み物、化粧品
- 水分を含んだ新しい木材(パイン材など)
- RFIDタグのICチップを指で押さえることでも水分と同様に読み取り性能を下げます。
- ガラスの材質により電波を反射、減衰させる場合があります。(熱線反射ガラスなど)
- ガラスキャビネット内の宝飾品などの棚卸時は商品にスキャナを近づけるかガラス戸を開けて読み取ります。
- RFIDタグのICチップが重なるとスキャナから照射される電波が到達できない場合があります。
- 複数のRFIDタグが重なるとタグのアンテナ間の干渉によって読み取りできなくなることがあります。
- 帽子を重ねて陳列する際、RFIDタグが重ならないよう注意します。
- 畳んだ商品を重ねる際、RFIDタグが重ならないよう注意します。
- 平台に商品を雑多に並べると読み取りにくくなります。
- アクセサリなど、小物を扱う場合はRFIDタグが重ならないよう注意します。
- RFIDタグから離れれば離れるほどアンテナから発せられる電波が到達しにくくなります。
- 段ボール箱やオリコンの奥に入った商品は読みこぼしがないよう20~30cm以内に近づけます。
- アンテナから発せられる電波とRFIDタグが平行になっていると読みこぼしが発生しやすくなります。
- 直角から角度がずれればずれるほど通信距離は短くなります。
- 読み取りにくい場合は縦、横、斜め、あらゆる角度で読み取ります。
- ハンガーにかかった衣類は揺らしながら読み取ることで精度向上につながります。
- 複数のアンテナの距離が近いとRFIDタグの読み取りができなくなることがあります。
- スチールラックをそのまま使用すると読み取りにくくなります。
- 棚板の上に木板、ゴム板、段ボールなどを敷いて対策します。
- 発泡スチロール板は商品の出し入れ時にゴミが出るので推奨しません。
- ショッピングセンターなど出店施設によっては防犯タグの取り付けが徹底されています。
- 防犯タグとRFIDタグと重ならないよう注意します。
- 読み取り不要なRFIDタグは蓋つきの金属製の缶に入れておきます。
- 販売済み取り置き商品
- 棚卸対象外商品
- 返品、破棄などの商品
- 商品取り付け前の下げ札
- 関連機器が揃っているか確認します。
- 関連機器の充電を行います。
- 関連機器が起動するか確認します。
- 関連機器の時刻設定を確認します。
- RFIDタグが付いていない商品が無いか確認します。(落下、外れなど)
- RFIDタグが落ちていないかを確認します。
- 可能であれば全商品に下げ札がついていることを確認します。
- 可能であればRFID棚卸用とバーコード棚卸用の商品を分けておきます。
- RFID棚卸対象外の「商品」や「ICタグ下げ札」を金属製の缶にしまいます。
- 対象外のICタグも読んでしまうので、例えば「返品や破棄などの商品」、「販売済み取置き商品」、「商品取付け前のIC下げ札」などを、読み取れない環境下に置きます。
- 棚卸中に販売したRFIDタグ下げ札を保管しておきます。
- 棚卸差異確認の時に、例えば「論理在庫が2個、RFID棚卸が1個」の時に不足分の1個が「販売したのか、本当に無いのか」が分かるようにしておきます。
- 営業中に棚卸を行う場合は、お客様に驚かれないように読み取り音を小さくするか消しておきます。
- 読み取り結果は画面上の読み取り件数のカウントアップで確認します。
- ハンガーにかかった服やアクセサリを揺らしながら読み取ります。
- 実際にはタグを揺らすことで、読み取り率が向上します。
- ハンディを正面、横、斜めなどあらゆる方面から電波を照射します。
- RFIDタグは段ボールやオリコンを透過して読めるが、箱の奥の商品の読みこぼしを避けるため、20~30cm以内に近づけて読みます。
- ラメ入りの商品は読みにくい傾向があるため、注意します。(可能ならタグを手で揺らし、服のラメとタグの重なりを一時的に回避してあげると良い)
- タグ同士がぴったり重なっていると読みにくいため、注意します。(可能ならタグを手で揺らし、タグの重なりを一時的に回避してあげると良い)
- 特にアクセサリ売り場で起こりやすいため、注意します。
- 関連機器が揃っているか確認します。
- 関連機器の充電を行います。
- 関連機器が起動するか確認します。
- 関連機器の時刻設定を確認します。
- 入出荷品以外のRFIDタグが落ちていないかを確認します。
- 入出荷品にRFIDタグが付いていない商品が無いか確認します。(落下、外れなど)
- 入出荷検品数量を確認します。
- 入出荷検品対象物(陳列商品など読む必要がない物)を物理的に離します。
- 入荷検品数量に対して何枚読んだのかを確認します。
- 読み取り中、むやみにハンディを振り回さないでください。
- 陳列商品など(読む必要がない物)にハンディのアンテナ部を向けないようにします。